白鳥のくらし      


なぜ邑知潟で越冬するの・・・?
 シベリア地方のツンドラ帯で繁殖し、氷で閉ざされる様になると餌が採れず、朝鮮半島や日本に渡ってきます。
白鳥の採食形態からは、湿田など開けた湿地環境で、塒となる湖沼に近い場所が好まれる様です。

何を食べているの・・・?
 10月下旬飛来当初は、湿田の落穂や二番穂などです。夏に生まれ、初めての越冬地を経験する幼鳥には、初めて食べるものもあり、親鳥を見て生きるすべを学んでいるようです。
2〜3月頃になると降雨の減少で乾田化、水と一緒にすすり込む採食形態からは餌が採れず、芽吹き始めたイネ科植物スズメノカタビラなどの雑草も食べます。

一日の行動は・・・?
 潟内の砂州や浅瀬など、開けた足の立つ水域に群れで寝ます。強風や増水で流されそうな時は、潟辺の水田や、近燐町村の用水池を利用する場合も有ります。
潟では、夜明けと共に家族単位で飛び立ち、仲間の採食する水田へ次々と降り立ち、次第に大きな群れとなります。
採食圏は半径14kmに点在するが、環境悪化では20数キロ隔てる河北潟周辺田迄出かけます。

白鳥の敵は・・・?
 ハクチョウに近寄ってくるカメラマンや観察者が大敵です。100m以上離れないと驚いて飛び立ちます。
動物では、犬、タヌキ、ネコにも恐れます。イタチは追いかける場面も見るので大丈夫の様です。
邑知潟は生態系の保全から、白鳥の餌やりはしていません。普通の野鳥たちの様に、近づけば迫害となり、継続すれば越冬地放棄に到ります。
首を立てて警戒飛去の合図、
  離れて下さい。

邑知潟で暮らす期間は・・・?
 10月下旬に飛来、さらに南下する家族などで、数は増減します。
12月、1月には越冬数は安定、2月中旬頃には北上移動群も立ち寄り急増。
3月中旬過ぎには数日で急減、月末にはほぼ北上が終了します。
数家族群の雁行、
  北を目指します。


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