邑知潟の自然        


「冬水田んぼ」は、ハクチョウの塒
 潟周辺乾田は、降雨が続き湿田状態になると、ハクチョウやガン類の採食場所や塒になります。冬期間田んぼに水を張ると、鳥たちが排出した糞は天然の肥料となるばかりか、稲クズや株の分解が進みイトミミズなど微生物が活発化、生物も増加、豊かな土壌となります。近年この「冬水田んぼ」で、生物多様性と環境共生型農業で、豊かな湿田づくりが着目されています。

マガン(2羽)・オオハクチョウ・ナベヅル・コハクチョウ(左より)
 稀に、異種揃い踏みも見られます。ナベズル一家の越冬記録やツル数種類も時々立ち寄ります。
亜種アメリカコハクチョウは時々確認、ナキハクチョウ、サカツラガン、カリガネは稀。

マガン
 天候次第で増減するが数百羽程度が越冬、年度により700羽超えも有ります。
亜種オオヒシクイも越冬するが、数は少ない。採食は潟周辺の田んぼです。

カモ類
 マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、などが多く。ヨシガモ、オカヨシガモ、シマアジ、スズガモ、ミコアイサ、亜種アメリカコガモ、アメリカヒドリ、オシドリ、トモエガモなどは時々見られます。
昼は葦辺の岸などに寝て、夜になると周辺田へ採食に出かける種もいます。

スズメのお宿
 降雪の葦辺は、スズメやアトリ、カシラダカが避難や採食などに利用します。
オオジュリンの葦茎から虫を探し出す音もパチパチと聞こえます。
稀に、ベニヒワ、ユキホオジロなどが飛来する時もあります。

カワセミ
 カワセミも葦辺に依存、水面の小魚を狙う止まり木となります。(通年)

タゲリ
 群れで飛来、湿田は採食や休息に利用。
ケリは同様環境に通年観察できます。

コクマルガラス、ミヤマガラス
 越冬するミヤマガラス群中にコクマルガラスも時々見られます。

ケアシノスリ
 冬の農耕地では小動物を狙う、ノスリ、ケアシノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、コミミズク、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウなどが現れます。
潟内ではオオタカ、ハイイロチュウヒのカモ狙い、ミサゴの魚捕りダイブなどが見られる時も。

イタチ
 葦辺や農耕用水路付近に見かける。
 タヌキも同様環境に夜間出没。


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